オンライン上の晒し、誹謗中傷、プライバシー侵害、嫌がらせへの不安や被害は、今やかなり身近なものになっています。
例えば身バレやドキシング(Doxing)。
身バレ・ドキシング(Doxing)とは、悪意を持って他人の個人情報(氏名、住所、電話番号、勤務先、銀行口座など)を本人の同意なしにインターネット上で暴露・拡散する行為です。
・X(Twitter)の音声通話で口論⇒相手にIPが直接見える⇒市区町村レベルの居住地が判明⇒ストーカー被害
・フリーWi-Fiで作業中⇒通信を盗み見られる⇒ログイン情報が盗まれる
IPアドレスは単独では住所まで特定できませんが、SNSの投稿内容・写真・ユーザー名などと組み合わさると、一気に身元特定につながるケースがあります。
「そんな簡単にIPアドレスとか分かっちゃうの?」と思う方は以下、「NordVPN
」の公式サイトを開いてみてください。
実際に何も対策してない場合は、NordVPNの公式サイトにアクセスすると自分のIPアドレスやISP(プロバイダー)が表示され、「無防備」ですと指摘されちゃいます。

参考:https://nordvpn.com/ja/special/vpn-net-page/![]()
VPNを使うと通信を暗号化したり、アクセス先に自宅回線やスマホ回線のIPアドレスを直接見せにくくしたりできます。
もちろん、VPNを使えば身バレやドキシングを完全に防げるわけではありませんが、SNSの運用などで「自分の通信環境やIPアドレスをそのまま残したくない」という人にとって、VPNは不安を減らすための対策になります。
この記事では「必要な人・いらない人」をできるだけ具体的に整理したうえで、VPNの仕組みや実際の被害事例もあわせて解説します。
VPNとは?まず30秒で理解する
VPNを一言で言うと「通信を暗号化して、自分の居場所を隠すトンネル」です。
普通のインターネット通信はこんなイメージです。
■あなた⇒(素のまま通信)⇒ウェブサイト
VPNを使うとこうなります。
■あなた⇒【暗号化トンネル】⇒VPNサーバー⇒ウェブサイト

通信が暗号化されるので、途中で盗み見られない。
ウェブサイトに届くIPアドレスは「VPNサーバーのもの」になるので、自分の本当のIPアドレスが相手に見えません。
郵便で例えると、普通の通信は「差出人の住所が書かれた封筒」です。
VPNは「代わりに送ってくれる仲介業者に頼む」イメージ。
受け取った相手には仲介業者の住所しか見えません。
- IPアドレスを隠す
- フリーWi-Fiの通信を暗号化する
- 広告・トラッカーをブロックする(NordVPN等)
VPNが注目されている6つの理由
一昔前のVPNは「詳しい人が使うもの」というイメージでした。それが今、一般の人にも広がっています。
なぜかというと、ネット利用の中で「見られているかも」「追跡されているかも」「身バレするかも」という不安が増えたからです。
① 身バレ・doxxingへの不安
冒頭でも紹介したように身バレ・ドキシング(Doxing)とは、悪意を持って他人の個人情報(氏名、住所、電話番号、勤務先、銀行口座など)を本人の同意なしにインターネット上で暴露・拡散する行為です
SNSを使っていて「自分のIPアドレスから場所や身元が特定されないか」と不安を感じたことはありませんか?
IPアドレスは単独では住所まで特定できませんが、SNSの投稿内容・写真・ユーザー名などと組み合わさると、一気に身元特定につながるケースがあります。
特にX(Twitter)の音声・ビデオ通話では、設定や接続方式によって通話相手にIPアドレスが伝わる可能性があります。
VPNを使うとIPアドレスをVPNサーバーのものに変えられるため、こうした身バレルートを塞ぐことができます。
② プライバシー・広告追跡への不安
今のネットでは、広告追跡・SNSの行動履歴・位置情報・アクセス履歴・IPアドレスなど、さまざまな情報が裏側で残ります。
検索エンジンやSNSによる追跡を減らすためにVPNを使う人も増えており、プライバシー意識の高まりがVPN普及の背景にあります。
「便利なツール」として使っていたはずのサービスが、いつの間にか自分を追跡している——そういう感覚を持つ人が増えています。
③ フリーWi-Fiへの不安
カフェ・ホテル・空港・駅などで無料Wi-Fiを使う場面が増えましたが、最近では「なりすましWi-Fi」が問題となっています。
なりすましWi-Fi(Evil Twin)とは、本物のWi-Fiそっくりの偽アクセスポイントを作って接続を誘導する攻撃で、同じ(または非常に似た)SSID名で電波を強く出し、優先的に繋げさせます。
なりすましWi-Fiに接続すると、暗号化されていない通信(HTTP)を盗み見られたり、偽のログイン画面へ誘導されたりして、パスワードやカード情報を盗まれるリスクがあります。
偽ログイン画面で直接入力させるフィッシングなどもあります。
- SSIDをちゃんと確認
- 自動接続をオフ
- VPNを使う
- 重要な時はWi-Fiではなく、モバイルデータ優先
④ SNSから怪しいリンクを開く機会が増えた
X(Twitter)・Instagram・TikTok・Telegramなどで、短縮URL・海外サイト・アダルト系・仮想通貨系のリンクに飛ぶ機会があります。
VPNを使うと、リンク先に自宅回線のIPアドレスを直接見せにくくできますので、「怪しいリンクを開くときの保険」として機能します。
⑤ 匿名アカウント・副業アカウントを使う人が増えた
趣味用・副業用・ブログ用・アフィリエイト用など、複数アカウントを使い分ける人が増えています。
「投稿内容だけ気をつけても、アクセス元のIPで何か残るのでは?」という不安が出てくるのは自然なことです。
VPNは自宅回線・職場Wi-Fi・スマホ回線のIPを直接見せないようにすることができます。
⑥ 海外サービスを使う機会が増えた
Telegram・海外ASP・海外通販・海外AIツール・海外サブスクなど、普通の人でも海外サービスに触れることが増えています。
言語も運営会社もよく分からないサイトに、自分の回線情報をそのまま残すことへの違和感を持つ人が増えています。
知っておきたいリスクと被害パターン

「自分には関係ない」と思いがちですが、具体的な事例を知ると感覚が変わります。
偽Wi-Fi(Evil Twin)による情報窃取
カフェ・空港・ホテルなどで「Starbucks Free Wi-Fi」「Airport Guest」といった名前に似せた偽のWi-Fiネットワーク(なりすましWi-Fi)を攻撃者が設置し、接続した人のログインID・パスワード・クレジットカード情報を盗む手口です。
海外では旅行中にこの手口でネットバンキング被害が出たケースが報告されており、日本でもイベント会場や駅で「なりすましWi-Fi」が確認されています。
暗号化されていない通信(HTTP)であればパスワードなども容易に盗聴可能です。
X(Twitter)の通話機能でIPアドレスが漏洩
XのDM音声・ビデオ通話機能で相手にIPアドレスが表示・漏洩する問題が報告されました。
通話相手(見知らぬ人)に市区町村レベルの位置情報がバレ、doxxing(身バレ)につながる恐れが指摘されました。
VPNを使っていれば相手に見えるIPが変わるため、位置特定を防げた可能性がある典型例です。
カフェや空港の無料Wi-Fiでは、偽アクセスポイントへの接続や位置情報付き投稿などをきっかけに、利用場所や個人情報が特定されるリスクがあります。
オンラインゲームのP2P接続でIP漏洩 → 身バレ
オンラインゲームの対戦中に相手にIPアドレスが漏れ、doxxing+DDoS攻撃+住所特定された事例が複数報告されています。
漏れたIPをもとにSNSアカウントが特定され、個人情報が晒されるパターンです。VPNを使っていればIPが隠れるため、こうした連鎖を断ち切れます。
VPNを使う意味がある人(具体的に)
以下のどれかに当てはまるなら、VPNを使う意義は十分あります。
| こんな人 | VPNで対策できること |
|---|---|
| カフェ・空港・ホテルのWi-Fiをよく使う | 盗聴・偽Wi-Fi対策 |
| X・TelegramなどSNSを複数アカウントで使っている | 接続元IPアドレスの直接露出を減らす |
| X・Telegramで通話機能を使う | P2P接続時のIPアドレス漏洩を防ぐ |
| 怪しいリンクを踏む機会がある | リンク先に自宅IPを見せない保険 |
| 副業・アフィリエイト・ブログを匿名で運営している | 自宅回線IPの紐づけを防ぐ |
| 海外サービスをよく使う | 回線情報の直接露出を減らす |
| リモートワークで外出先から仕事をする | 業務通信の暗号化 |
| 広告追跡・行動履歴の収集が気になる | 広告・トラッカーブロック(NordVPN等) |
VPNがいらない人
VPNを推す記事は多いですが、実際には不要な人もいます。
- 自宅の固定回線だけを使い、外出先でWi-Fiをほぼ使わない人:フリーWi-Fi盗聴リスクはほぼ無関係
- SNSや複数アカウントを使わず、普通のネット閲覧だけする人:IP経由の身バレリスクは低い
- 海外サービスや怪しいリンクを一切踏まない人:具体的なリスクシーンが少ない
- ストリーミングの地域制限を解除したいだけの人:目的によっては無料VPNや別の手段で対応できる場合もある
「なんとなく安心したい」という理由だけなら、月数百円のコストと見合うか考えてから判断しましょう。
VPNで防げること・防げないこと

VPNを過信しすぎないためにも、正直に整理しておきます。
| 項目 | VPNの効果 |
|---|---|
| IPアドレスの隠蔽 | ◎ 効果大 |
| フリーWi-Fiの盗聴対策 | ◎ 効果大 |
| X通話・P2P接続のIP漏洩防止 | ◎ 効果大 |
| 広告・トラッカーブロック(NordVPN等) | ○ 効果あり |
| アカウント情報・投稿内容からの身バレ | ✕ VPNでは防げない |
| ブラウザフィンガープリントによる追跡 | △ 完全対策は難しい |
| ウイルス・マルウェア感染 | △ 一部機能で補助的に対応(専用ソフト推奨) |
VPNはIP関連の身バレルートをしっかり塞げます。ただし「VPNを使えばすべて安全」ではありません。アカウント情報・投稿内容・プロフィール写真から身元を特定されるケースにはVPNは無力です。
VPNの選び方:3つのポイント
VPNを選ぶときに見ておきたいポイントは次の3つです。
① ログポリシー(通信履歴を保存しないか)
VPN業者が通信履歴を記録・保存していると、万一の際に外部に渡るリスクがあります。
「ノーログポリシー(No-Log Policy)」を明示し、第三者機関による監査を受けている「NordVPN
」などのサービスを選ぶのが安心です。
② 接続速度・サーバー数
VPNを使うと通信が暗号化・迂回するため、速度が落ちる場合があります。サーバー数が多く、日本国内サーバーも充実しているサービスなら速度低下を最小限に抑えられます。
③ アプリの使いやすさ
難しい設定が不要で、スマホでワンタップ接続できるかどうかも重要です。初心者であれば特に「アプリが分かりやすいか」を重視しましょう。
NordVPNがおすすめな理由
上記の3点を満たしているのが「NordVPN
」です。
世界的に利用者が多く、TechRadarなどの海外VPN比較サイトでも上位に位置し続けています。
- ノーログポリシーを第三者機関が監査済み
- 世界224拠点に数千台のサーバーを保有(日本サーバーあり)
- スマホアプリでワンタップ接続
- 広告・トラッカーブロック機能「Threat Protection」搭載
- 危険サイト・フィッシング対策機能あり
- 1アカウントで最大10台まで同時接続可能
- 30日間返金保証あり:試してみて合わなければ全額返金してもらえる
「VPNを試してみたい」という人の最初の一本として選びやすいサービスです。30日間は返金保証があるので、まず使ってみて判断することもできます。
■NordVPN ※最大76%OFFキャンペーン中
⇒https://nordvpn.com/ja/special/vpn-net-page/![]()
VPNが必要かどうかのチェックリスト
最後に、判断の目安をまとめます。
こんな人にはVPNをおすすめします。
- 外出先のフリーWi-Fiをよく使う
- X・TelegramなどSNSを複数アカウントで使っている
- 副業・アフィリエイト・ブログなど匿名性を意識した活動をしている
- 怪しいリンクを踏む機会がある
- 海外サービスをよく使う
- 広告追跡・行動履歴の収集が気になる
こんな人には急いで必要ではありません。
- 自宅の固定回線だけで完結している
- SNSや複数アカウントを使わない
- 怪しいサイトや海外サービスをほぼ使わない
VPNは「すべての人に必須のツール」ではありません。
でも、該当するリスクシーンが1つでもあるなら、月数百円の安心料として検討する価値は十分あります。
まずはNordVPNの公式サイトで料金プランや機能を確認してみてください。
NordVPN申し込み手順とインストール・初期設定
まずはNordVPN公式のキャンペーンページを開きます。
⇒https://nordvpn.com/ja/special/vpn-net-page/![]()
「NordVPNを購入」を選択。

NordVPNのプラン選択をしていきます。

NordVPNには現在3つのプランがあります。目的に合わせて選びましょう。
| プラン | 月額(2年プラン) | 主な機能 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| Basic | ¥540〜 | VPN機能のみ(通信の暗号化・IPアドレス保護) | とにかくVPNだけ使いたい人 |
| Complete(おすすめ) | ¥690〜 | VPN+広告・トラッカーブロック+マルウェア対策+パスワード管理+1TBクラウドストレージ+情報漏えい監視 | セキュリティ機能もまとめて使いたい人 |
| エリートプラン | ¥990〜 | Completeの全機能+専用IP(固定IPアドレス、別途オプション) | 固定IPが必要な人・仕事用途・CAPTCHA回避したい人 |
※料金は2年プランの月額換算(執筆時点)。キャンペーンや更新時に変わる場合があります。最新料金は公式サイト
でご確認ください。いずれも30日間返金保証付きです。
普通に使うならベーシックで十分です。公共Wi-Fi対策・IPアドレスの保護・外出先での安全な通信が目的なら、VPN本体だけで足ります。
ただし、月額150円の差でセキュリティ機能がまとめて揃うコンプリートはコスパが良く、広告ブロックやパスワード管理も一緒に使いたい人にはおすすめです。
- 安さ重視・VPNだけ使いたい:ベーシック
- セキュリティもまとめて揃えたい:コンプリート
- 固定IPが必要・仕事用途:エリート
Nordアカウント作成するのでメールアドレスを入力。

支払い方法を選択して「購入を完了」。

決済完了したら「Nordアカウントを有効にする」を選択。

メールアドレスに届く認証番号を入力。

パスワードを作成します。

NordVPNのダウンロード
PC用とモバイル用のダウンロードが案内されているので、選択していきます(NordVPNは1アカウントで最大10台まで同時接続できます)。

【PC版】NordVPNのインストール
PC用にダウンロードした「NordInstaller.exe」をダブルクリック。

了解してインストール。

インストーラーが開いたら「次へ」。

内容を確認して「許可」を選択。

デスクトップ版以外にブラウザ版を一緒にインストールするか選択。通常は不要なので、デスクトップ版だけチェックを入れてインストール。

NordVPNにはデスクトップ版アプリとブラウザ拡張機能があります。
デスクトップ版アプリはパソコン全体の通信をVPNで保護するのに対し、ブラウザ拡張機能はChromeやFirefoxなど、ブラウザ内の通信だけを保護します。
そのため、公共Wi-Fi対策や身バレ対策として使うなら、基本はデスクトップ版アプリを使うのがおすすめです。
ブラウザ拡張機能は、ブラウザだけ手軽にIPアドレスを変えたい場合に向いています。
| 項目 | デスクトップ版アプリ | ブラウザ拡張機能 |
|---|---|---|
| 保護範囲 | パソコン全体 | ブラウザ内のみ |
| 対象 | Chrome、Edge、Firefox、アプリ、メールソフト、ゲーム、他ソフトなど | Chrome、Firefox、Edgeなどのブラウザ通信 |
| IPアドレスの変更 | PC全体に反映 | ブラウザ内だけ反映 |
| 安全性 | 高い | 手軽だが範囲は狭い |
| 設定 | アプリのインストールが必要 | 拡張機能を追加するだけ |
| 向いている用途 | 普段使い、公共Wi-Fi、全体保護 | ブラウザだけ別IPにしたい、手軽に使いたい |
NordVPNと同じNord社が提供するパスワードマネージャーです。
- IDやパスワードを安全に保存・自動入力してくれるツール
- ブラウザ拡張機能として動作
■必要かどうか?
VPN目的なら不要です。
チェックを外してもNordVPNの機能には一切影響しません。
✅ NordVPN デスクトップアプリ → チェックを入れる(これが本体)
☑️ NordVPN ブラウザ拡張機能 → 任意(なくてもOK)
❌ NordPass ブラウザ拡張機能 → 不要なら外してOK
NordPassのチェックを外してから「インストール」を押せばOKです。

インストールできたら起動します。

ログイン情報でログイン。

ロケーションの選択ですが、特にこだわりなければそのままでOKです。

「VPNで接続を保護」をクリック。

モバイル版のインストール
モバイル版はアプリストアからアプリを入れてログインするだけでOKです。
アプリストアで「NordVPN」をインストールして、データの提供に「承諾」。

ログインしてサーバーの選択。特にこだわりなければそのままでOKです。

「VPNで接続を保護」をタップしたら完了です。

以上NordVPNの詳細とインストール、設定方法でした。

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