「格安SIMに変えたいけど、どのスマホを選べばいいか分からない…」「ドコモ版とかau版とかSIMフリー版って何が違うの?」
中古スマホを探していると、「ドコモ版SIMフリー」「au版SIMフリー」という表記をよく見かけます。
この記事では、キャリア版(ドコモ・au・ソフトバンク)・国内SIMフリー版・海外SIMフリー版の違いや、「au版SIMフリー」「docomo版SIMフリー」の意味、中古スマホの選び方まで解説します。
キャリア版・SIMフリー版の違いが不安な人は、SIMロックなし・保証付きの中古スマホショップで選ぶと安心です。
スマホのドコモ版・au版・ソフトバンク版とは?
「キャリア版」とは、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルみたいな大きな携帯会社が売ってるスマホのこと。同じ機種名でも、販売元によって対応周波数・プリインストールアプリ・APN設定・保証条件などが異なる場合があります。
中古スマホで「Galaxy S○○ docomo版」「Xperia ○○ au版」のように書かれている場合、その端末はもともとドコモやauで販売されたモデルという意味です。
ドコモ版とは
スマホのドコモ版とは、ドコモで販売された端末のことです。ドコモの周波数(バンド1・3・19など)に合わせて最適化されており、「My docomo」や「dメニュー」などのプリインストールアプリが入っています。
ドコモ回線を利用する格安SIM(ahamo・IIJmio・mineo Dプランなど)と相性が良いです。
au版とは
au版とは、auで販売された端末のことです。au向けの周波数(バンド1・3・18/26など)に最適化されており、「auスマートパス」「auウォレット」などのプリインストールアプリが含まれます。
au回線を利用する格安SIM(UQ mobile・povo・mineo Aプランなど)と相性が良いです。
ソフトバンク版とは
ソフトバンク版とは、ソフトバンクで販売された端末のことです。ソフトバンクの周波数(バンド1・3・8など)に最適化されており、「My SoftBank」などのアプリがプリインストールされています。
ソフトバンク回線を利用する格安SIM(LINEMO・Y!mobileなど)と相性が良いです。
ドコモ版・au版・ソフトバンク版の違い

対応バンドが違う場合がある
スマホが電波をつかむには、「バンド」という周波数が大事。ドコモ、au、ソフトバンクはそれぞれ得意なチャンネルが違います。
(最重要は赤字)
| キャリア | 対応バンド |
| ドコモ (ahamo、irumo、IIJmioなど) |
Band:1,3,19,21,28,42(LTE) Band:n78,n79,n257(5G) |
| au (UQ mobile、povoなど) |
Band:1,3,11,18,26,28,41,42(LTE) Band:n77,n78,n257(5G) |
| Softbank (LINEMO、Y!mobileなど) |
Band:1,3,8,11,28,41,42(LTE) Band:n77,n257(5G) |
| 楽天モバイル | Band:3,18,26,28(楽天モバイルプラチナバンド) Band:n77,n257(5G) |
■ドコモ版
バンド1、3、19が得意。19は「地方や屋内で強いチャンネル」。
■au版
バンド1、3、18/26が得意。18/26は「auの地方チャンネル」。
■ソフトバンク版
バンド1、3、8が得意。8は「屋内の強いチャンネル」。
■楽天モバイル版
バンド3と18が得意。楽天の電波とauのローミング用。
例えばソフトバンクの回線を利用する「LINEMO(ラインモ)」などの場合は「Band 1,3,8」に対応した端末がベスト(ソフトバンク版でもOK)ということです。
※対応バンドについては端末製造メーカーのサイトで確認すれば必ず対応バンドが確認できます。
ドコモ回線の格安SIMならドコモ版じゃないと使えないの?
「ドコモ回線の格安SIMならドコモ版じゃないと使えないの?」って思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
上記で説明したように電波のチャンネル(バンド)が合えば、どのキャリア版やSIMフリーでも使えます。
ただ、相性が良い端末を選ぶと「電波バッチリ!速度も快適!」になるので、対応バンドを確認しておくのがおすすめ。
■LINEMO(ラインモ)
⇒LINEMOの動作確認端末ページ
■楽天モバイル
⇒楽天モバイルの対応端末一覧ページ
■ahamo(アハモ)
⇒ahamoの対応端末一覧ページ
■Y!mobile
⇒Y!mobileの対応端末一覧ページ
■IIJmio
⇒IIJmioの対応端末一覧ページ
■UQモバイル
⇒UQモバイルの対応端末一覧ページ
■mineo
⇒mineo(マイネオ)の対応端末一覧ページ
プリインストールアプリが違う
キャリア版には、最初からその会社のアプリが入ってます。
- ドコモ版:「dメニュー」や「My docomo」など
- au版:「auスマートパス」や「auウォレット」など
- ソフトバンク版:「My SoftBank」など
上記のように最初からキャリア専用のアプリが入っていて中にはアンインストールできない物もあります。
端末はドコモ版だけど、楽天モバイルで使う場合は当然「dメニュー」とか「My docomo」とかは不要ですよね。
プリインストールがない端末がいい!という方は「日本版(国内盤)のSIMフリー」端末がおすすめです。
「日本版SIMフリー」は、日本で売られてるスマホのうち、ドコモやau、ソフトバンクみたいなキャリアを通さずに、メーカーが直接売ってるものです。
例えば、Apple Storeで買えるiPhoneや、ソニーの公式サイトで売ってるXperiaのSIMフリー版などがあります。
SIMロック解除済みでも対応回線は確認が必要
キャリア版は最初、「その会社のSIMカードしか使えない」ようにロックされてます。これがSIMロック。解除すれば他社のSIMも使えるようになります。
例えば、ドコモ版をSIMロック解除すれば、au系の格安SIMでもOK!
通常中古などで売っているスマホ端末はSIMロック解除されている端末がほとんどです。
↓SIMロックなどと書かれています。

ただし、SIMロック解除済み=どの回線でも快適に使えるわけではありません。
近年発売された端末は、基本的にSIMロックがかかっていないものが増えています。ただし、SIMロックがないからといって、どのキャリア回線でも快適に使えるとは限りません。特にAndroidスマホは、販売キャリアによって対応バンドが異なることがあります。
中古でキャリア版スマホを買う場合は、SIMロックの有無だけでなく、使いたい回線の対応バンドや動作確認済み端末かどうかも確認しましょう。
au版SIMフリーとは?普通のSIMフリーとの違い
au版SIMフリーはau販売端末のSIMロックなし/解除済み
「au版SIMフリー」とは、もともとauで販売されていたスマホのうち、SIMロックがかかっていない、またはSIMロック解除済みの端末を指すことが多いです。
ただし、最初からメーカーが販売しているSIMフリー版とは少し意味が違います。au版SIMフリーは、au向けに販売された端末なので、au系の周波数やauサービスに最適化されている場合があります。
そのため、SIMロックが解除されていても、ドコモ回線・ソフトバンク回線・楽天モバイル回線で快適に使えるとは限りません。購入前には、使いたい回線の対応バンドや動作確認をチェックしましょう。
メーカー版SIMフリーとは意味が違う
中古スマホ販売店で「au版SIMフリー」「docomo版SIMフリー」と書かれている場合は、キャリア版だけどSIMロックが解除されている、または最初からSIMロックがない端末と考えるとわかりやすいです。
| 種類 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| ドコモ版SIMフリー | ドコモ販売端末のSIMロックなし/解除済み | ドコモ回線向け仕様の場合がある |
| au版SIMフリー | au販売端末のSIMロックなし/解除済み | au回線向け仕様の場合がある |
| ソフトバンク版SIMフリー | ソフトバンク販売端末のSIMロックなし/解除済み | ソフトバンク回線向け仕様の場合がある |
| メーカー版SIMフリー | Apple、Google、SONYなどが直接販売するSIMフリー端末 | 幅広い回線に対応しやすいが、機種ごとに確認は必要 |
ドコモ回線や楽天回線で使う場合は対応バンドを確認
au版SIMフリーをドコモ系の格安SIMで使いたい場合は、バンド19(ドコモの地方向け電波)に対応しているか確認しましょう。対応していないと地方や屋内での電波が弱くなる場合があります。
同様に楽天モバイルで使う場合はバンド3・18・28の対応確認が必要です。
初心者は保証付きショップで選ぶ方が安心です。
docomo版SIMフリー・SoftBank版SIMフリーとは?
docomo版SIMフリーの意味
docomo版SIMフリーとは、もともとドコモで販売されたスマホのうち、SIMロックなしまたはSIMロック解除済みの端末のことです。
ドコモ向けの仕様で製造されているため、ドコモ回線では使いやすい場合がありますが、他社回線(au・ソフトバンク・楽天など)で使う場合は対応バンドの確認が必要です。
SoftBank版SIMフリーの意味
SoftBank版SIMフリーとは、もともとソフトバンクで販売されたスマホで、SIMロックなしまたは解除済みの端末を指すことが多いです。
ソフトバンク回線向け(バンド1・3・8)に最適化されているため、ソフトバンク回線以外で使う場合は対応周波数や動作確認が必要です。
SIMロック解除済みでも対応回線は確認が必要
「SIMロック解除済み=どの回線でも安心」ではありません。特にAndroidの場合、同じ機種名でもキャリア版によって対応バンドが異なる場合があります。
使いたい格安SIMの対応端末リストで動作確認が取れているかチェックしてから購入するのが確実です。
国内盤SIMフリー版とキャリア版の違いって何?
国内盤SIMフリー版の特徴は以下です。
- 最初からSIMロックがない(解除の手間なし)
- 日本の主要バンドを広くカバー(どれでも柔軟に対応)
- プリインストールのアプリがない(スッキリ)
- 割引がないから定価で購入が必要
- 機種の種類はキャリア版より少ない
上記のようにキャリア版にはないメリットが多いのが国内盤のSIMフリー端末です。
ちなみに、SIMフリー端末はApple StoreのiPhone、GoogleのPixel、ソニーやシャープの一部モデルとか、限られたメーカーからしか出てません(数はキャリア版の半分くらい)。
海外版SIMフリーとは?キャリア版との違いは何?
「海外版SIMフリー」は、日本じゃなくて海外(アメリカ、ヨーロッパ、香港など)で売られてるスマホで、最初からSIMロックがないものです。
1.電波の得意分野が違う
海外版は、その国の電波に合わせて作られてるため、日本のチャンネル(バンド)と合わない場合があります。
例えば、アメリカ版iPhoneはバンド8はOKだけど、バンド19がないモデルもあります。
すると、ドコモ系の格安SIMだと「地方で電波が弱い」なんてことも起こったりします。
2.日本向け機能がないことも
日本ではおなじみの「おサイフケータイ(Suicaとか)」「ワンセグ(TVが見れる)」が、海外版にはないことが多いです。
例えば、米国版iPhoneはSuicaが使えないモデルもあります。
3.技適マークがない
日本でスマホを使うには「技適マーク」というお墨付きが必要。でも、海外版にはこれがないことがほとんどです。
技適マークがないものについては法律的に電波法違反になる恐れがあります。
↓技適マークの例

参考:電波利用ポータル|総務省
「技適マーク」はスマホの機種によって異なりますが、設定メニューから認証情報を確認できるケースが多いです。
iPhoneでは、「設定」→「一般」→「情報」→「法令に基づく情報」→「認証」で技適マークのチェックが可能です。
Galaxyでは、アプリ一覧画面で[設定]→[端末情報]→[認証情報]で確認できます。
海外版スマホのメリット・デメリット
■海外版のスマホのメリット
- 安く購入できる場合が多々ある
- 余計なアプリがなくてスッキリ
- カメラのシャッター音が鳴らない設定が可能
余計なアプリがないから、自分好みにカスタマイズしやすいのは大きなメリットの1つです。
■海外版のスマホのデメリット
- 対応バンドの確認が必要
- おサイフケータイが使えない
- 保証がない(海外に送らないと修理できない場合も)
- 法律的に電波法違反になる恐れ
中古スマホでキャリア版を買うときの注意点

ネットワーク利用制限を確認する
キャリアのネットワーク利用制限(いわゆる「赤ロム」「黒ロム」)は必ず確認しましょう。利用制限がかかっている端末は通話・通信が使えません。各キャリアの公式サイトでIMEI番号を入力して確認できます。
SIMロックの有無を確認する
中古スマホは「SIMロック解除済み」と記載されているものが多いですが、念のため確認しましょう。近年発売された端末は原則SIMロックなしですが、古い端末は解除が必要な場合があります。
使う回線の対応バンドを確認する
前述の通り、SIMロックが解除されていても使いたい回線のバンドに対応していないと、電波が弱くなる場合があります。各格安SIMの対応端末リストで動作確認済みかチェックするのが確実です。
ドコモ版・au版の中古スマホを格安SIMで使うなら、ドコモ回線・au回線を選べるサービスも候補になります。
おサイフケータイやキャリアアプリにも注意
海外版・一部のSIMフリー版ではおサイフケータイ(Suica・PayPayなど)が使えないことがあります。おサイフケータイを使いたい場合は、国内版の端末かどうか確認しましょう。
格安SIM別端末の選び方
前述したように「ドコモ回線の格安SIMならドコモ版じゃないと使えない」ということがありません。
電波のチャンネル(バンド)が合えば、どのキャリア版やSIMフリーでも使えます。
ただ、相性が良い端末を選ぶと「電波バッチリ!速度も快適!」になるから、おすすめを紹介しておきます。
ドコモ回線系の格安SIM(ahamo、IIJmio、mineo Dプランなど)
■おすすめ端末:
ドコモ版: バンド1、3、19にピッタリ対応。地方でも屋内でも安心。SIMロック解除済みを買おう!
■国内版SIMフリー
iPhoneやPixelなら、ドコモのバンドをほぼカバーしてるからGood!
ドコモ版以外でも、バンド19(地方や屋内の強い電波)が使えるならOK。
例えば、au版やソフトバンク版でもSIMロック解除済みなら使える端末が多いです。
※対応端末は確認してください。
■ahamo(アハモ)
⇒ahamoの対応端末一覧ページ
■IIJmio
⇒IIJmioの対応端末一覧ページ
■mineo
⇒mineo(マイネオ)の対応端末一覧ページ
au回線系の格安SIM(UQ mobile、mineo Aプランなど)
■おすすめ端末:
au版: バンド1、3、18/26にバッチリ対応。地方でも電波が強い。
■国内版SIMフリー
バンド18/26対応なら問題なし!
au版じゃなくても、バンド18/26が使えるなら大丈夫です。
ドコモ版やソフトバンク版でも解除済みなら使えるけど、通話設定がちょっと面倒な場合あり。
※対応端末は確認してください。
■UQモバイル
⇒UQモバイルの対応端末一覧ページ
ソフトバンク回線系の格安SIM(LINEMO、Y!mobileなど)
■おすすめ端末
ソフトバンク版: バンド1、3、8に最適化されてて、屋内でもバッチリ!
■国内版SIMフリー
バンド8対応なら快適。iPhoneはほぼ全ての機種が利用可能です。
ソフトバンク版以外でも、バンド8(屋内の強い電波)が使えるならOK!
※対応端末は確認してください。
■LINEMO(ラインモ)
⇒LINEMOの動作確認端末ページ
■Y!mobile
⇒Y!mobileの対応端末一覧ページ
楽天モバイル
■おすすめ端末
楽天版: バンド3(自社回線)と18(auローミング)に合ってるから安心。
■国内版SIMフリー
バンド3、18対応ならOK。
楽天版以外でも、バンド3と18が使えれば大丈夫。他キャリア版でも解除済みなら使えるけど、楽天エリア外だとauローミングの電波に注意。
■楽天モバイル
⇒楽天モバイルの対応端末一覧ページ
どれを選べばいい?キャリア版とSIMフリー版の選び方
迷ったらメーカー版SIMフリーが無難
どのキャリア版を選べばいいか迷ったら、Apple Store・Google・SONYなどが直販するメーカー版SIMフリーが最も扱いやすいです。幅広いバンドに対応しており、プリインストールアプリもなくスッキリ使えます。
同じ回線で使うならキャリア版でもOK
使う格安SIMがドコモ回線ならドコモ版、au回線ならau版を選ぶのが無難です。対応バンドや初期設定で迷いにくく、中古ショップで入手しやすいことも多いです。
中古価格を重視するならキャリア版も候補
メーカー版SIMフリーは定価販売のため、中古では割高になることがあります。コストを抑えたい場合は、SIMロック解除済みのキャリア版中古も有力な選択肢です。対応バンドの確認は必須ですが、割安に入手できることが多いです。
キャリア版スマホを買い替える場合、今使っているスマホを下取りや買取に出すと、購入費用を抑えやすくなります。特にネットワーク利用制限が○で、画面割れや大きな故障がない端末なら、中古ショップの買取も確認してみましょう。
よくある質問
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