今回はエックスサーバーとロリポップレンタルサーバーの比較をしていきます。
「ロリポップとエックスサーバーで迷っている」
「スペックの見方や比較の仕方がわからない」
「それぞれのメリットとデメリットが知りたい」
という方向けの記事にしていきます。
何を比較したらいい?初心者が比較で重視すべき項目
サーバー選びで重視すべきスペックについては、ブログの目的や使い方によって少し変わりますが、初心者がまず注目すべきポイントを絞って説明します。
ブログを始めるなら、以下の3つが特に大事です。理由も一緒に説明します。
1.ディスク容量(保存できるデータ量)
ブログに載せる写真や記事を保存する「倉庫の大きさ」です。
小さすぎるとすぐいっぱいになっちゃうので、初心者でも「10GB以上」は欲しいところ。
写真をたくさん使うようなら50GB以上あれば十分過ぎるくらいなので安心です。
- エックスサーバー(スタンダード):500GB(めっちゃ余裕)
- ロリポップ(ライト): 350GB(かなり余裕)
- ロリポップ(ハイスピード): 700GB(めっちゃ余裕)
2.MySQL(ブログ用データベース)
MySQL(データベース)はWordPressでブログを作るなら、1ブログにつき1つ必要になります。
例えばロリップの一番安い「エコノミープラン」はこのMySQLが使えないので、WordPressサイトは作成できません。
※ロリポップのエコノミー以上のプラン(ライト・スタンダード・ハイスピード)はWordPress利用できます。
初心者はまず1つあればOKだけど、将来増やしたいならMySQLが「5個以上」あると便利です。
- エックスサーバー:無制限(何個でもOK)/li>
- ロリポップ(ライト):50個(十分)
- ロリポップ(ハイスピード):無制限(かなり余裕)
3.表示速度(CPU・メモリ)
ブログが「サクサク動くか」は読者の満足度やアフィリエイトの成約率に直結します。
表示速度が2、3秒遅くなると読者が待てなくて離脱してしまう「離脱率」が一気に上がります。
CPUやメモリが強いほど速く、初心者には「NVMe」や「LiteSpeed」みたいなキーワードがあるかを目安にすると良いでしょう。
- エックスサーバー: NVMeで超速い
- ロリポップ(ライト): 普通
- ロリポップ(ハイスピード): LiteSpeedで超速い
4.転送量(訪問者が消費するデータの上限)
ブログに人がたくさん来ると、データ量が増えます。
初心者のうちは少なめでも大丈夫ですが「1日10GB」や「月100GB」あると安心です。
- エックスサーバー:無制限
- ロリポップ(ライト):無制限
- ロリポップ(ハイスピード):無制限

5.自動バックアップ
バックアップは、ブログのデータを「もしもの時に戻せる救命ボート」みたいなものです。
間違って記事を消しちゃったり、WordPressの設定をミスってサイトが壊れたりした時、バックアップがあれば元に戻すことができます。
特にWordPress初心者はミスしやすいし、ブログが育つほど失うものが大きくなるので、最初から自動バックアップがあるサーバーを選ぶと安心。
もしバックアップが有料オプションでも、月数百円で安心が買えるなら付ける価値あり。
「最低でも1週間分保存されるか」「復元が簡単か」を目安にすればOK。

- エックスサーバー(スタンダード)
無料で毎日自動バックアップ。過去14日分保存されて、サーバーパネルでポチッと復元できて超簡単! - ロリポップ(ライト)
自動バックアップは有料(月330円)ですが、無料プラグインで代用は可能。また、復元は無料だけど、問い合わせフォームからお願いする必要があります。 - ロリポップ(ハイスピード)
自動バックアップが無料で付いています。復元は問い合わせが必要で少し手間ですが安心です。
バックアップは「保険」みたいなもの。
初心者のうちはミスが多いから、エックスサーバーみたいに「無料で自動+自分で復元できる」のが楽ちんでおすすめ。
ロリポップだと安さ重視なら手動で頑張るか、ハイスピードプランで無料バックアップを選ぶ感じですね。

エックスサーバー | ロリポップ ライト | ロリポップ ハイスピード |
|
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 990円~ | 264 円~ | 550円~ |
ディスク容量 | 500GB | 350GB | 700GB |
サブドメイン | 無制限 | 300個 | 無制限 |
表示スピード | ![]() 超高速 | ![]() 普通 | ![]() 超高速 |
vCPU/メモリ | AMD EPYC(第4世代Milan) vCPU256コア/1024GB 6コア/8GB(割り当て) リソース保証 | 非公開 | 非公開 |
MySQL | 無制限 | 50個 | 無制限 |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
自動バックアップ | 無料(全プラン標準) | 有料(月330円オプション) | 無料(プランに含まれる) |
復元方法 | 自分でサーバーパネルから無料復元 | 問い合わせフォームで申請 | 問い合わせフォームで申請 |
サポート | 電話・メール | チャット・メール |
永久無料ドメインのキャンペーンがあるプランがお得
永久無料ドメインのキャンペーンがあるプランがお得
ロリポップのハイスピードプラン(12ヶ月以上の契約)や、エックスサーバーでは「独自ドメインが永久無料のキャンペーン」をやっています。
ドメインは「取得費用」だけでなく、毎年「更新費用」がかかりますので、「ドメイン永久無料キャンペーン」がある場合はとてもお得です。
特に最近はドメインの卸売価格の値上げや為替の変動などにより、ドメイン料金がどんどん上がっています。
10年前は、どの業者も700円から800円程度だった「.com」の価格が今年は1,370円、更新費用が1,728円です。
参考:ムームードメイン
ということで、「ドメイン永久無料のキャンペーン」があるプランは長期になるほどお得です。
これも1つ頭に入れておきましょう。
初心者の方はコスパの良い「ロリポップ」がおすすめ
利用者実績170万人のロリポップはコスパもよく、マニュアルが充実してるのでこれからWordPressを始める初心者の方には最適。
初心者の方が最初からハイスペックなサーバーは不要です。背伸びして多機能は意味無し。
安くて普通に使えるロリポップのライトプランから始めてください。

ライトプランのデメリットは電話サポートがないという点と表示速度がそこまで早くないという点ですが、スペック的には必要十分なプランです。
また、必要なら後から上位プランに変更もできるので、まずは記事作成に集中しましょう。
ライトプランなら月220円~でXserverの料金の半分以下なので、ブログ収益で黒字にするという目標がグッと楽になりますよ!
一方でロリポップでコスパが一番良いのは「ハイスピードプラン」です。
ハイスピードプランなら
- 自動バックアップ標準装備
- 12ヶ月以上の契約でずっと無料の独自ドメインが1つもらえる
というメリットがあります。
独自ドメインは取得時だけでなく、更新時に毎年費用がかかりますので、ハイスピードプラン12ヶ月以上の契約でもらえるずっと無料のドメインはとてもお得です。
また、ハイスピードプランはLiteSpeed採用の超高速サーバーなので、表示速度はエックスサーバーにも負けないレベルです。
ということで、ロリポップなら「ライトプラン」「ハイスピードプラン」の2択です。

安心・安定感重視なら国内シェアNO.1の「エックスサーバー」がおすすめ
安定・高速・国内シェアNO.1のエックスサーバー。
サーバートラブルで怖いのは、サーバーの障害でサイトに長時間アクセスできないとか、データの改ざん、乗っ取り、最悪なのはデータの消滅です。
大きな障害もなく、セキュリティー面でも安心できるサーバー選びが重要な条件になります。
エックスサーバーは2003年からサービスが開始しており、レンタルサーバー業界では老舗です。
その間大きなトラブルもなく運営できたというのは問題への対処やセキュリティーがしっかりしているという実績になります。
サポート対応も◎。365日24時間対応で全プランで自動バックアップ付きなのもエックスサーバーのメリットです。
長期でブログをする方、既にアクセスがある程度ある方にはエックスサーバーをおすすめします。
プランが「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」とありますが、個人の利用であれば「スタンダードプラン」で十分です。

ロリポップを利用してみて感じたデメリット
先にデメリットから紹介していきます。
1.vCPUやメモリなどのサーバースペックが非公開
vCPUやメモリはサーバーの処理速度に直結し、数値が高いほどハイスペックです。
ロリポップはこのサーバーの性能部分であるvCPUやメモリが非公開となっています。
vCPUやメモリを公開しているエックスサーバーと比較した表が以下です。
vCPU/メモリ | 割り当て vCPU/メモリ |
|
---|---|---|
エックスサーバー | AMD EPYC(第4世代Milan) vCPU256コア/1536GB | 6コア/8GB ※リソース保証 |
ロリポップ | 非公開 | 非公開 |
通常のレンタルサーバー(共用サーバー)では、1つのサーバーを複数人で利用するため、他ユーザーの影響(負荷)を受けることがあります。
上記表にもあるように割当てられた「vCPU」と「メモリ」があり、エックスサーバーの場合はリソース保証となっています。
「リソース保証」とはアカウントに対して最低保証されるCPU・メモリ量です。
エックスサーバーの場合はリソース保証で6コア/8GBとなっていますので、他ユーザーの影響を受けることなく、安定的なサイト表示速度を維持することが可能です。
もちろんロリポップのハイスピードプランなどは高速なプランですが、前述したように他ユーザーの影響(負荷)を受ける可能性もありますので、高速で安定した運営をしたいという場合は「エックスサーバー」も検討してみてください。

2.アダルトサイトの運営はできない
ロリポップではアダルト、性風俗に関するコンテンツ出会い系サイトなどすべて禁止となっています。
参考:禁止事項|ロリポップ
アダルト関連の画像や動画はもちろん、アダルトや出会い系関連の広告を利用するかも?という方は最初からアダルトコンテンツOKなレンタルサーバーを選ぶ必要があります。

3.セキュリティー機能のWAF(ファイアーウォール)がエラーを誘発し、使いにくいことがある
WAFは簡単にいうとセキュリティーのバリアみたいなものですが、これの判定が厳しくて時々正常なものもブロックしてしまうというイメージでOKです。
例えばプラグインの設定、テーマの設定などでエラーがでる場合に一時的にWAFの解除が必要になる場合があります。
対処方法としてはロリポップのユーザー専用ページから「セキュリティー」⇒「WAF設定」を無効化、設定完了後に再度WAFを有効化という手順です。
※WAFの設定反映には5分程度かかります。
4.土日や祝日のサポート
ロリポップのサポートはメール、チャット、電話サポート(ハイスピードプラン以上)があります。
チャットや電話サポートは平日の決まった時間のみの受付になりますし、時間帯によっては繋がりにくいこともあります。
土日や祝日のサポートについてはメールのサポートがありますが、返信に比較的時間がかかることが多かったです。
実際に質問のメール後の画面では、返信は48時間以内、ただし返事が遅れる場合ありと書かれています。
いただいたお問合せにつきましては、48時間以内にお返事を差し上げております。
ただし、調査にお時間を要する場合、多くのお問合せをいただいている場合は、お返事がおくれることがございます。予めご了承ください。
サポートに定評のあるエックスサーバーの場合は土日祝日関係なく24時間以内に返信がきますし、返信されてくる内容も的確です。
以上ロリポップを利用してみて感じたメリットとデメリットでした。




ロリポップのメリット
ロリポップのメリットとして感じているのは以下です。
1.料金がとにかく安い
ロリポップのメリットと言えば料金の安さです。
他のレンタルサーバーがキャンペーン価格になっていてもロリポップは通常価格でもっと安いです。
特に2年目以降(1年契約の場合)の料金を比較してみればランニングコストが断然安いのが分かります。
ロリポップ ライトプラン | ロリポップ ハイスピード | エックスサーバー スタンダード | ConoHa Wing Wingパック |
|
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
3ヶ月 | 495円 | 1,320円 | 1,320円 | 1,331円 |
6ヶ月 | 462円 | 1,210円 | 1,210円 | 1,210円 |
12ヶ月 | 418円 | 990円 | 880円 | 971円 |
24ヶ月 | 352円 | 935円 | 783円 | 842円 |
36ヶ月 | 220 円 | 550円 | 693円 | 660円 |
2年目以降の月額 (1年契約した場合) | 418円 | 990円 | 1,100円 | 1,452円 |

※エコノミープランはデータベースがないため、WordPressは利用できません。注意。
2.初心者向けのマニュアルが充実していて、利用者も多い
ロリポップとエックスサーバーは利用者(国内シェア)が多いレンタルサーバーです。
「hostadvice」のデータを見てもエックスサーバーとロリポップのシェアがNO.1とNO.2です。
引用:2022年の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア
利用者が多いため、困ったことやエラーが出た場合の対処など検索で解決することがほとんどです。
また、ロリポップは初心者向けのマニュアルが充実しています。
ということで、初心者向けのレンタルサーバーとしてもおすすめです。
3.ハイスピードプランはLiteSpeedを採用しており表示速度が高速
サイトの表示速度やレスポンスに関係してくる要因の1つがサーバーソフトウェアです。
サーバーのソフトウェアとして基本的なやつが「Apache」というものです。
Apacheが処理しきれない同時の大量アクセスを処理できるようなWebサーバーを作ろうと開発されたのが「nginx(エンジンエックス)」です。
「nginx(エンジンエックス)」を採用しているのが「エックスサーバー
」や「ConoHa Wing」。
「nginx(エンジンエックス)」とは、大量の同時アクセスの処理に最適化され、静的コンテンツの配信に特化したWebサーバーです。突発的にPC・スマートフォンなどからアクセスが集中した場合でも高速かつ安定したWebサイトの運営が可能です。
Apacheでは、ユーザーからのリクエストを順次処理するため、リクエストの待ちが発生する場合がありますが、nginxでは大量のリクエストを同時並行で処理が可能です。
参考:エックスサーバー
最近はApacheやnginxからさらに進化した「LiteSpeed(ライトスピード)」というのも登場し「第四のWebサーバー」と言われてます。
という事でサーバーの表示速度やレスポンス的にはApache < nginx < LiteSpeedという感じでイメージしてもらってOKです。
ロリポップのサーバーは「Apache」を採用してますが、「ハイスピードプラン
」は一番最速の「LiteSpeed」を採用しているので超高速です。
また、LiteSpeedのプランだけ利用できる「LiteSpeed Cache」というWordPressプラグインを有効化することでページの読み込み時間を大幅に短縮し、サイトをさらに高速化できます。
ということで高速なサーバーを利用したいなら「ロリポップ!のハイスピードプラン」がおすすめです。
4.ハイスピードプランなら永久無料の独自ドメインを1つもらえる
ハイスピードプラン12ヶ月以上の契約だと永久無料の独自ドメインが1つもらえます。
独自ドメインというのは取得時だけでなく、更新時も更新費用がかかります(毎年)。
↓取得費と更新費
参考:ムームードメイン
上記図で言えば.comだと取得費用750円ですが、翌年の更新費用は1,728円となり、3年目も4年目もずっと1,728円ずつ費用が必要になります。
ということで、「永久無料のドメイン」というのは長期で利用すればするほどお得になります。

エックスサーバーのデメリット
エックスサーバーの申込み前に知っておきたいエックスサーバーのデメリットを4つ紹介しておきます。
- 利用料金が高い
- アダルトサイトの運営やアダルトコンテンツは禁止
- WordPressクイックスタートを利用すると10日間の無料お試し期間はない
- プラン変更は月単位でしか出来ない
エックスサーバーは料金がロリポップと比較すると高い
料金が高いと言われていたエックスサーバーですが、最近は他のサーバーが値上げしている影響もあって、割安なイメージとなっていきていますが、ロリポップの方が安いです。
エックスサーバー スタンダード | ロリポップ ハイスピード | mixhost スタンダード | ConoHa Wing Wingパック |
|
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 (12ヶ月の場合) | 約1,100円 | 約990円 | 約2,178円(更新時) | 約1,089円 |
容量 | 500GB | 700GB | 無制限 | 300GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
永久無料ドメイン | 2つ | 2つ | なし | 2つ |
速度 | ◎(NVMe SSD) | ◎(LiteSpeed) | ◎(LiteSpeed) | ◎(WEXAL) |
エックスサーバーではキャンペーンで30%ほど安くなりますし、永久無料のドメインももらえるのでコスパは良いレンタルサーバーです。

2.アダルトサイトの運営やアダルトコンテンツは禁止
エックスサーバーではアダルトコンテンツは禁止となっています。
アダルト関連の画像・動画はもちろん、そういうサイトへのリンクや広告なども規約違反になります。
Q:コンテンツに関して制限はありますか?
A:以下のコンテンツの運用は禁止しております。
該当のコンテンツを運用されていることが発覚した場合、サービスの提供を停止することがございます。ポルノサイト、またはそれに類似するもの
売春を助長するようなもの
第三者の知的財産権や肖像権・プライバシーを侵害する、または侵害するおそれのあるもの
無限連鎖講(ねずみ講)、マルチ商法、またはそれらに類似するもの
日本国内の法律に違反するもの
以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの
コンテンツに関して制限はありますか? 禁止事項について|エックスサーバーよくある質問
アダルトサイトの運営や将来的にアダルト系の内容も記事にしたり、広告も掲載するかも?という方はアダルトOKなレンタルサーバーを選ぶことをおすすめします。
例えばエックスサーバーが提供している「シンレンタルサーバー」はアダルトサイトの運営が可能です。
エックスサーバーと同じく高機能で高速、しかもエックスサーバーと同じ管理画面、使い方も同じなので分からないことは検索すればほぼ解決できます。
↓エックスサーバーの管理画面(サーバーパネル)。
↓シンレンタルサーバーの管理画面(サーバーパネル)
- エックスサーバーのシステムを引き継ぎ
- 管理画面などもエックスサーバーと同じ
- 表示速度はもちろん爆速
- 初期費用が無料
- 月額料金も安い(770円~)
- 無料お試し10日間あり
■シンレンタルサーバー ※割引特典あり
⇒最大50%キャッシュバック特典はこちら

3.WordPressクイックスタートを利用すると10日間の無料お試し期間はない
エックスサーバーの申込みには「通常の申込み」「クイックスタート」の2通りあります。
クイックスタートは申込みと同時にWordPressをすぐに始められる機能です。
つまり、通常WordPressを始めるのに必要な
- ドメインの取得
- ドメインの設定やDNSの設定
- WordPressのインストール
- SSL設定
という工程を省略することができますので初心者の方は迷うことなくWordPressを始めることができます。
ただ、このクイックスタートのデメリットとして、10日間の無料お試し期間がありません。
また、クイックスタートが利用できるのは申し込み時の初回だけというのもデメリットになります。


4.プラン変更は月単位でしか出来ない
プランへの変更は月単位でご案内しています。
プラン変更希望月の前月1日~20日までに「プラン変更」から申請を行ってください。
翌月1日から上位プランへ変更となります。
エックスサーバーに関してはプラン変更するということはあまりないですが、ディスク容量が足りなくなった時など、前もって申請する必要がありますので注意。
以上エックスサーバーのデメリット3つです。
■エックスサーバー ※実施中のキャンペーンも一緒に適用されます!
⇒【20%OFF特典付き】エックスサーバーの招待リンクはこちら
エックスサーバーを利用するメリット
- 安心・安全とサポートの充実
- 初心者でも簡単にWordPressブログを始めることができる「クイックスタート機能」あり
- サーバースペックが優秀でサイトの表示スピードが早く、安定している
- 利用者が多いので困った時にすぐに解決策がみつかる
安心・安全とサポートの充実
エックスサーバーはレンタルサーバー業界では老舗(2003年~)です。その間大きなトラブルもなく運営できたというのは問題への対処やセキュリティーがしっかりしているという事ですので安心感は抜群です。
エックスサーバーでは1日1回、全データをバックアップ専用サーバーに自動でコピーしており、全サーバープランともサーバー領域のWeb・メールデータ「過去14日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持しています。
間違えてサイトの重要なデータが消えてしまった場合などには、過去14日分からデータを選択してすぐに復元することが可能です。
また、エックスサーバーのサポートですが、24時間365日メールサポート受付。メールでのお問い合わせには、必ず24時間以内に対応。
もちろん電話サポート(土日祝除く)もあります。
個人的にサポートはよく利用してますが、エックスサーバーのサポートはメールも電話も利用しますがどちらもホントに素晴らしいです!
毎回、知識も経験も豊富な方に当たるので多分そういう方がサポートしている印象です。

初心者でも簡単にWordPressブログを始めることができる「クイックスタート機能」あり
エックスサーバーの「クイックスタート」は申込みするだけでWordPressブログが設置できてしまう機能です。
これまでWordPressを始める場合には以下のような手順が必要でした。
- レンタルサーバーへの申込み
- ドメインの取得
- ドメインの設定やDNSの設定
- WordPressのインストール
- SSL設定
エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」であれば上記の5つの工程がほぼ省略する事ができるので、初心者の方でも迷う部分がありません。とっても簡単!
※ロリポップ、ConoHa Wing、mixhostなど他のレンタルサーバーでも名前は違いますが、同じような機能があります。
↓クイックスタート機能の詳細や使い方・設定はこちらの記事↓

サーバースペックが優秀でサイトの表示スピードが早く、安定している
エックスサーバーが高速で安定している理由の一つが採用しているCPUにあります。
エックスサーバーでは、AMD社が開発する高性能なCPU「AMD EPYC(第4世代)vCPU256コア」を採用、さらにリソース保証もあるため、高速で安定的な運用が可能になっています。
「リソース保証」とはアカウントに対して最低保証されるCPU・メモリ量です。

ちなみにCPUのスペックなどは非公開のレンタルサーバーが多いので、しっかり公開されているエックスサーバーの自信を感じます。
利用者が多いので困った時にすぐに解決策がみつかる
エックスサーバーは、個人の方から、官公庁や大手企業といった法人の方まで幅広く利用されており、現在では240万件以上のサイトが運用されています。
「hostadvice」のデータを見てもエックスサーバーの国内シェアがNO.1です。
引用:2022年の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア
エックスサーバーでブログを始める方もかなり多いので困った時に検索すれば解決策をすぐに見つけることができます。
他のサーバーからの移転も簡単
エックスサーバーの「かんたん移行機能」を使えば他社サーバーからの引越しも簡単です。
移転するサイトのURLとユーザー名、パスワードを入力するだけで移行が完了するので通常の手動の移転と比べるとかなり簡単に移転が完了します。

かんたん移行機能の使い方とエラーが出た場合の対処方法などはこちらの記事でまとめてます↓

エックスサーバーは障害が多い?
エックスサーバーのよく質問によれば「障害は年数回」となっていますが、私自身はここ10年で障害が原因でサイトにアクセスできないという事はほぼありません。
ただ、原因や頻度はサーバーによって違いますが、どんなサーバーでも障害が発生します。
物理的に故障する場合や、ネットワークのメンテナンスでサーバーにアクセスできなくなることになります。
安定しているサーバーと定評のあるエックスサーバーでももちろん障害はあります。
Q:障害などでサーバーが止まることはどれくらいの頻度でありますか?
A:サーバー番号により異なりますが、年間数度発生することがあります。
発生時は速やかに解消するよう措置をしております。なお、障害情報は障害・メンテナンス情報に記載しております。
障害などでサーバーが止まることはどれくらいの頻度でありますか?|エックスサーバー
エックスサーバーは国内シェアNO.1で稼働しているサーバー台数も多いだけで実際に障害のサーバーに当たるということは滅多にありません。
また、復旧が早いのもユーザーに支持されている理由となっています。
エックスサーバーはレンタルサーバー業界では老舗(2003年~)です。
その間大きなトラブルもなく運営できたというのは問題への対処やセキュリティーがしっかりしているという事ですので安心感は抜群です。
以上エックスサーバーのメリット・デメリットのまとめでした。

コメント
わかりやすいです。参考になりました。
ピンポイントで ロリポップ vs XServerで悩んでいました。
無料版のXFreeServerが使いやすかったのですが、費用的にはロリポップ最強、性能ではXServerといったところですね。
感謝感激アメアラレです!
むちゃくちゃ分かりやすいです!
助かりました!
自分は初心者なので、勉強として1年間はロリポップを使います。
今後もこちらの記事を参考にさせてもらいます!!
しげぞうさま
たびたびすみません。
しげぞうさまのおっしゃる「手持ちのいくつかのサイトをスタンダードプランで運用」というのは、1契約でで複数サイトを運用しているということでしょうか?
それとも、サイトの数だけスタンダードプランを契約しているということでしょうか。
スタンダードプランを新規に契約しようとしたのですが、もしかして、1契約で複数ドメインを運用していらっしゃるのだろうかと思って質問させていただきました。
らら様
コメントありがとうございます。1契約で複数のドメインを運営してます。ただ、今後はは手持ちのサイトをエックスサーバーへ移行するつもりです。
しげぞうさま
早速のお返事ありがとうございました。
調べてみたところ、アクセスが多かった年末時期でも1.2GBだったので、100GB/日の上限が気になる日は遠そうです。
現状、3~5万のブログ収入が10万くらいになれば助かるかなぁという程度なので、ロリポップでもよさそうですね。
サーバー移転が気になるくらい人が多くなれば、それはそれでありがたいことなので、その時にはまた考えてみます。
しげぞうさん
こんにちは。
今、ロリポップの旧チカッパプラン利用で、一日のページビューが2,000程度です。
このレベルでは、全く不自由を感じないのですが、どのくらいから移転を考えるレベルになるのでしょうか?
上記は雑記ブログで、もう一つジャンルを絞ったサイトを立ち上げようと思っています。
3~5倍程度の集客が目標なのですが、ロリポップでスタートするかどうか悩んでいます。
らら様
コメントありがとうございます。私も手持ちの幾つかのサイトをスタンダードプラン(旧チカッパ)で運用してます。
短い時間に一気にアクセスが集中するような場合はちょっと負荷がかかるかもしれませんが、それでもかなり余裕はあると思います。
というか、私の場合ですが、今後は手持ちのサイトをエックスサーバーへ全て移動しようかと思っております。ロリポップでも特に問題はないんですが、今後全てのサイトのSSL化をしようと思ってます。
エックスサーバーでSSL化する場合には無料で、しかも簡単で更新の手間などがないのが魅力ですので、多少サーバー料金がアップしてもいいかと思ってます。ただ、サーバーの移転は結構しんどいのでまだ手付かずです(^^)
一度転送量など調べてみてもいいかも。
⇒https://affiliate150.com/transferred-data
はじめまして。
ロリポップでWordPress作っていたところ、表示が遅く契約更新もあるのでエックスサーバーに切り替えようと奮闘し始めたところ、このページを見つけました。
引っ越しするのにかかる負担もありますが、勉強がてらにもなるとは思いながら調べているだけで出来るのか不安になっていました。SEO対策なども含めて、、、
ですが、この記事を読みもう一度確認したらロリポップのプランが「ライト」だったことを知り、スタンダートに次からは移行することにしました。
まだプランの移行前で何も変わったことはないのですが、この記事でスッキリしています。
良い記事を掲載して頂きましてありがとうございました。
たぬきのままさん様
コメントありがとうございます。表示速度が遅いのはサーバーのせいだけではありません、「使っているプラグイン」とか、「貼り付けている広告」、それから「表示するページに使っている画像が多い」だけでも結構表示速度が遅くなります。キャッシュ系のプラグインなども外したら速度が上がる場合もあります。
画像、広告、プラグインなどで無駄な部分を省く事ができれば表示速度が遅く感じる事ってあまりありません。それでもどうしても気になるという場合にエックスサーバーへの移行を考えてみると良いと思います。その間に引っ越しに必要な知識をすこしずつ勉強してみても良いと思います。
私もロリポップでの期間が結構長かったですし、今でも新規サイトはロリポップから作ってて、ある程度育ったのちに必要であればエックスサーバーへ移行させる感じにしてます。もちろんそのままロリポップに残しているサイトもかなり多いです。サーバーの移行やそのままロリポップでも検索順位などに大きく影響した事も今の所ありません。