今回はロリポップレンタルサーバーとConoHa Wing(コノハウィング)の比較をしていきます。
- ロリポップとConoHa Wingで迷っている
- どのように違うのかわからない
- スペックの見方や比較の仕方がわからない
という方向けの記事にしていきます。
ロリポップの「ハイスピードプラン」と「ライトプラン」、ConoHa Wingの「ベーシックプラン」を比較していきます!
あくまで「個人利用」で「WordPressを利用する」という前提での紹介です。
■ロリポップ ※キャンペーン特典あり
⇒契約期間2倍延長特典はこちら
ロリポップとConoHa Wingは何を比較したらいい?チェックしておきたいスペック
それでは実際にちょっとスペックを比較してみましょう。
初期費用
レンタルサーバー契約時の最初だけ初期費用がかかります。
- ロリポップ「ライト」:初期費用無料
- ロリポップ「ハイスピード」:初期費用無料
- ConoHa Wing「ベーシックプラン」:初期費用無料
ディスク容量
- ロリポップ「ライト」:200GB
- ロリポップ「ハイスピード」:400GB(SSD)
- ConoHa Wing「ベーシックプラン」:300GB(SSD)
正直、容量はどのプランでも十分すぎるので全く心配は不要です。
最近はアイキャッチ画像など1記事でもたくさんの画像を使ったり、動画も使ったりするので、複数のサイトを管理する方などは容量は多い方が良いですが、どのプランも100GB以上あるので十分です。
※SSDはHDDに比べて、データを読み込んだり書き込んだりする速度が格段に速いのが特徴です。
vCPUとメモリ
vCPUやメモリはサーバーの処理速度に直結し、数値が高いほどハイスペックです。
ただし、vCPUやメモリを公開していないレンタルサーバーも多く、公表されてないスペックは比較はできません。
※ロリポップはvCPUとメモリは公開されていません。
vCPU/メモリ | 割り当て vCPU/メモリ |
|
---|---|---|
ロリポップ | 非公開 | 非公開 |
ConoHa Wing | 非公開 | 6コア/8GB |
データベース(MySQL)の数
データベースはWordPressのサイトのを作成する時に1つ必要になります。
1つのデータベースでも複数のWordPressを管理できますが、負荷がかかるので、基本的に1つのデータベースに1つのWordPressが推奨です。
- ロリポップ「ライト」:1個
- ロリポップ「ハイスピード」:無制限
- ConoHa Wing「ベーシックプラン」:無制限
ロリポップのライト以外は無制限なので、ドメインを取得すれば容量があるかぎり100個でも200個でもサイト運営できます。
自動バックアップ
- ロリポップ「ライト」:なし
- ロリポップ「ハイスピード」:あり
- ConoHa Wing「ベーシックプラン」:あり
いざという時のバックアップは重要ですが、ロリポップではこのバックアップが有料のオプションです。
ロリポップのハイスピード以上のプランだと自動バックアップはついてますが、それ以外のプランだとバックアップオプションが月額330円。
ConoHa Wingの場合は全プランで自動バックアップが標準装備されてます。
ロリポップはバックアップオプションが月330円となってますが、
バックアップの有料オプションつけなくてもデータベースをバックアップできるプラグイン「BackWPup」などで代用が可能です。
無料プラグインですが、設定で自動化もできます。
電話サポート
- ロリポップ「ライト」:なし
- ロリポップ「ハイスピード」:有り
- ConoHa Wing「ベーシックプラン」:有り
サーバーの転送量
転送量はサイトを閲覧する時にサーバ側から、送られるデータの量で、サーバーとユーザーとの間に、転送できるデータ量の上限。
要はアクセス数が多いと転送量も多くなるのですが、あまりに集中するとサーバー側に負担がかかるため、転送量の上限が設定されてます。
ただ、レンタルサーバーなどの「共用サーバー」は、1サーバーを複数の運営者が共有することになるので、この数字にそれほど大きな意味はありません。
※ロリポップもエックスサーバーどちらも2022年になって転送量が無制限となりました。
- ロリポップ「ライト」:無制限
- ロリポップ「ハイスピード」:無制限
- ConoHa Wing「ベーシックプラン」:無制限
表示速度に直結するWebサーバー(サーバーソフトウェア)
表示速度やレスポンスに関係してくるのがサーバーソフトウェアです。
サーバーのソフトウェアとして基本的なやつが「Apache」というものです。
Apacheを採用しているのがロリポップ、さくらのレンタルサーバー、バリューサーバーなど。
で、Apacheが処理しきれない同時の大量アクセスを処理できるようなWebサーバーを作ろうと開発されたのが「nginx(エンジンエックス)」です。
「nginx(エンジンエックス)」を採用しているのがエックスサーバー、ConoHa Wingなど。
参考:エックスサーバー
で、Apacheやnginxからさらに進化した「LiteSpeed(ライトスピード)」が第四のWebサーバーと言われてます。
という事でサーバーの表示速度やレスポンス的にはApache < nginx < LiteSpeedという感じでイメージしてもらってOKです。
参考:JETBOY
ロリポップのサーバーは「Apache」を採用してますが、「ハイスピードプラン」は一番最速の「LiteSpeed」を採用してます。
- ロリポップ「ライト」:Apache
- ロリポップ「ハイスピード」:LiteSpeed
- ConoHa Wing「ベーシックプラン」:Apache + nginx
ロリポップとConoHa Wingの料金とスペックまとめ
初期費用、月額料金、上記紹介したスペックもまとめて表にしてみました。長期契約だと安くなります。
※ロリポップにはさらに複数のプランがあります。
ConoHa Wing | ロリポップ ハイスピード | ロリポップ ライト |
|
---|---|---|---|
表示スピード | ![]() | ![]() | ![]() |
月額料金(税込) | ※初期費用無料 3ヶ月:1,331円 6ヶ月:1,210円 12ヶ月:971円 24ヶ月:842円 36ヶ月:660円 ※54%OFFキャンペーン中! | ※初期費用無料 3ヶ月:1,320円 6ヶ月:1,210円 12ヶ月:880円 24ヶ月:935円 36ヶ月:550円 | ※初期費用無料 3ヶ月:495円 6ヶ月:462円 12ヶ月:418円 24ヶ月:352円 36ヶ月:220円 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 200GB |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 1個 |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
vCPU/メモリ | 6コア/8GB | 非公開 | 非公開 |
サーバーソフト | Apache + nginx | LiteSpeed | Apache |
自動バックアップ | あり | あり | なし |
サポート | ![]() | ![]() | ![]() |
■ConoHa Wing
⇒https://www.conoha.jp/wing/
ロリポップがおすすめの人
費用をできるだけ抑えたい方におすすめなのがロリポップです。

実際に口コミとかユーザーさんに聴いてみると
「背伸びして多機能は意味無し」
「初めてのWordPressならライトプランで十分」
という意見が多いです。
ライトプランのデメリットは電話サポートがないという点と表示速度がそこまで早くないという点ですが、スペック的には必要十分なプランです。
また、必要なら後から上位プランに変更も可能なので初心者の方ならライトプランで始めるのもおすすめです。

一方でロリポップでコスパが一番良いのは「ハイスピードプラン」です。
ハイスピードプランなら
- 自動バックアップ標準装備
- 12ヶ月以上の契約でずっと無料の独自ドメインが1つもらえる
というメリットがあります。
独自ドメインは取得時だけでなく、更新時に毎年費用がかかりますので、ハイスピードプラン12ヶ月以上の契約でもらえるずっと無料のドメインはとてもお得です。
また、ハイスピードプランはLiteSpeed採用の超高速サーバーなので、表示速度はConoHa Wingにも負けないレベルです。
ということで、ロリポップなら「ライトプラン」「ハイスピードプラン」の2択です。
個人的にロリポップとConoHa Wingどちらか選べと言われたらロリポップを選びます。
理由としては
1.利用者が多く情報が多い
2.「とりあえずブログ始めたい」という方向けの安い料金プラン
3.初心者向けのマニュアルが充実している
という3点です。

ConoHa Wingがおすすめの人
- 何も分からない初心者の方
- 学割が使える学生さんや教職員の方
ConoHa Wingは表示速度も早く、高スペックなレンタルサーバーです。
通常WordPressを始める時に必要になる、「ドメイン設定」「WordPressインストール」「SSL設定」などが申し込みと同時に全て完了する「簡単セットアップ機能」も利用できるので、初心者の方でも迷うことはありません。
また、サーバーの管理画面はConoHa Wingの方がシンプルで分かりやすいです。
ConoHa Wingの管理画面は5つのメニュー項目しかないため、直感的に操作しやすいのがメリットです。
↓ConoHa Wingの管理画面
さらに、学生さん・教職員の方であれば学割が利用できます。
ConoHa Wingの料金支払には「ConoHaカード」というのが使えるのですが、このConoHaカードは学割があります。
ConoHa学割では、ConoHaカード等の対象商品を学割クーポン利用で10%OFFで購入できます。
ロリポップを利用してみて感じたデメリット
先にデメリットから紹介していきます。
1.vCPUやメモリなどのサーバースペックが非公開
vCPUやメモリはサーバーの処理速度に直結し、数値が高いほどハイスペックです。
ロリポップはこのサーバーの性能部分であるvCPUやメモリが非公開となっています。
vCPUやメモリを公開しているエックスサーバーと比較した表が以下です。
vCPU/メモリ | 割り当て vCPU/メモリ |
|
---|---|---|
エックスサーバー | AMD EPYC(第4世代Milan) vCPU256コア/1536GB | 6コア/8GB ※リソース保証 |
ロリポップ | 非公開 | 非公開 |
通常のレンタルサーバー(共用サーバー)では、1つのサーバーを複数人で利用するため、他ユーザーの影響(負荷)を受けることがあります。
上記表にもあるように割当てられた「vCPU」と「メモリ」があり、エックスサーバーの場合はリソース保証となっています。
「リソース保証」とはアカウントに対して最低保証されるCPU・メモリ量です。
エックスサーバーの場合はリソース保証で6コア/8GBとなっていますので、他ユーザーの影響を受けることなく、安定的なサイト表示速度を維持することが可能です。
もちろんロリポップのハイスピードプランなどは高速なプランですが、前述したように他ユーザーの影響(負荷)を受ける可能性もありますので、高速で安定した運営をしたいという場合は「エックスサーバー」も検討してみてください。

2.アダルトサイトの運営はできない
ロリポップではアダルト、性風俗に関するコンテンツ出会い系サイトなどすべて禁止となっています。
参考:禁止事項|ロリポップ
アダルト関連の画像や動画はもちろん、アダルトや出会い系関連の広告を利用するかも?という方は最初からアダルトコンテンツOKなレンタルサーバーを選ぶ必要があります。

3.セキュリティー機能のWAF(ファイアーウォール)がエラーを誘発し、使いにくいことがある
WAFは簡単にいうとセキュリティーのバリアみたいなものですが、これの判定が厳しくて時々正常なものもブロックしてしまうというイメージでOKです。
例えばプラグインの設定、テーマの設定などでエラーがでる場合に一時的にWAFの解除が必要になる場合があります。
対処方法としてはロリポップのユーザー専用ページから「セキュリティー」⇒「WAF設定」を無効化、設定完了後に再度WAFを有効化という手順です。
※WAFの設定反映には5分程度かかります。
4.土日や祝日のサポート
ロリポップのサポートはメール、チャット、電話サポート(ハイスピードプラン以上)があります。
チャットや電話サポートは平日の決まった時間のみの受付になりますし、時間帯によっては繋がりにくいこともあります。
土日や祝日のサポートについてはメールのサポートがありますが、返信に比較的時間がかかることが多かったです。
実際に質問のメール後の画面では、返信は48時間以内、ただし返事が遅れる場合ありと書かれています。
いただいたお問合せにつきましては、48時間以内にお返事を差し上げております。
ただし、調査にお時間を要する場合、多くのお問合せをいただいている場合は、お返事がおくれることがございます。予めご了承ください。
サポートに定評のあるエックスサーバーの場合は土日祝日関係なく24時間以内に返信がきますし、返信されてくる内容も的確です。
以上ロリポップを利用してみて感じたメリットとデメリットでした。




ロリポップのメリット
ロリポップのメリットとして感じているのは以下です。
1.料金がとにかく安い
ロリポップのメリットと言えば料金の安さです。
他のレンタルサーバーがキャンペーン価格になっていてもロリポップは通常価格でもっと安いです。
特に2年目以降(1年契約の場合)の料金を比較してみればランニングコストが断然安いのが分かります。
ロリポップ ライトプラン | ロリポップ ハイスピード | エックスサーバー スタンダード | ConoHa Wing Wingパック |
|
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
3ヶ月 | 495円 | 1,320円 | 1,320円 | 1,331円 |
6ヶ月 | 462円 | 1,210円 | 1,210円 | 1,210円 |
12ヶ月 | 418円 | 990円 | 880円 | 971円 |
24ヶ月 | 352円 | 935円 | 783円 | 842円 |
36ヶ月 | 220 円 | 550円 | 693円 | 660円 |
2年目以降の月額 (1年契約した場合) | 418円 | 990円 | 1,100円 | 1,452円 |

※エコノミープランはデータベースがないため、WordPressは利用できません。注意。
2.初心者向けのマニュアルが充実していて、利用者も多い
ロリポップとエックスサーバーは利用者(国内シェア)が多いレンタルサーバーです。
「hostadvice」のデータを見てもエックスサーバーとロリポップのシェアがNO.1とNO.2です。
引用:2022年の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア
利用者が多いため、困ったことやエラーが出た場合の対処など検索で解決することがほとんどです。
また、ロリポップは初心者向けのマニュアルが充実しています。
ということで、初心者向けのレンタルサーバーとしてもおすすめです。
3.ハイスピードプランはLiteSpeedを採用しており表示速度が高速
サイトの表示速度やレスポンスに関係してくる要因の1つがサーバーソフトウェアです。
サーバーのソフトウェアとして基本的なやつが「Apache」というものです。
Apacheが処理しきれない同時の大量アクセスを処理できるようなWebサーバーを作ろうと開発されたのが「nginx(エンジンエックス)」です。
「nginx(エンジンエックス)」を採用しているのが「エックスサーバー
」や「ConoHa Wing」。
「nginx(エンジンエックス)」とは、大量の同時アクセスの処理に最適化され、静的コンテンツの配信に特化したWebサーバーです。突発的にPC・スマートフォンなどからアクセスが集中した場合でも高速かつ安定したWebサイトの運営が可能です。
Apacheでは、ユーザーからのリクエストを順次処理するため、リクエストの待ちが発生する場合がありますが、nginxでは大量のリクエストを同時並行で処理が可能です。
参考:エックスサーバー
最近はApacheやnginxからさらに進化した「LiteSpeed(ライトスピード)」というのも登場し「第四のWebサーバー」と言われてます。
という事でサーバーの表示速度やレスポンス的にはApache < nginx < LiteSpeedという感じでイメージしてもらってOKです。
ロリポップのサーバーは「Apache」を採用してますが、「ハイスピードプラン
」は一番最速の「LiteSpeed」を採用しているので超高速です。
また、LiteSpeedのプランだけ利用できる「LiteSpeed Cache」というWordPressプラグインを有効化することでページの読み込み時間を大幅に短縮し、サイトをさらに高速化できます。
ということで高速なサーバーを利用したいなら「ロリポップ!のハイスピードプラン」がおすすめです。
4.ハイスピードプランなら永久無料の独自ドメインを1つもらえる
ハイスピードプラン12ヶ月以上の契約だと永久無料の独自ドメインが1つもらえます。
独自ドメインというのは取得時だけでなく、更新時も更新費用がかかります(毎年)。
↓取得費と更新費
参考:ムームードメイン
上記図で言えば.comだと取得費用750円ですが、翌年の更新費用は1,728円となり、3年目も4年目もずっと1,728円ずつ費用が必要になります。
ということで、「永久無料のドメイン」というのは長期で利用すればするほどお得になります。

ConoHa Wing利用して感じたデメリット
ConoHa Wingをしていて実際に感じたデメリットをまとめてみました。
それぞれ紹介していきます。
1.無料体験(お試し)期間がない
ConoHa Wingではお試し期間がありません。
(例)
ConoHa Wingは無料のお試し期間はないですが、最低利用期間はなく1時間単位の料金体系なので、例えばベーシックプランなら1時間2.2円~。
使った分だけの料金しかかからないですし、初期費用もかからないので特に大きなデメリットではないかなと思います。
ただ、WINGパックで長期契約していて解約したくなった場合に返金などがないので注意です。
2.サーバーの管理画面が重い(遅い)
サイトの表示速度は早いですし、WordPressの管理画面もサクサクです。
ただ、ConoHa Wingの管理画面が重い(遅い)ことが多いです。
料金の確認・支払いや、ドメインの追加、新規WordPressのインストールなど普段はあまり利用することはないので良いのですが、使う時はややストレスを感じます。
3.WAF(ファイアーウォール)がききすぎる
WAFは簡単にいうとセキュリティーのバリアみたいなものですが、これの判定が厳しくて時々正常なものもブロックしてしまうというイメージでOKです。
例えばプラグインの設定、テーマの設定などでエラーがでる場合に一時的にWAFの解除が必要になる場合があります。
実際にSNSで検索してみても以下のような意見がありました。
・アドセンス申請→合格後の一連の流れで、ことごとくConoHa WINGのWAF (Webアプリケーションファイアウォール)が邪魔をしてくる。
・初心者だから、WAFが原因だとたどり着くまでにそこそこ時間かかるの
最初から分かっていればすぐに対処可能ですが、初心者にとってはちょっと困るかな?と思います。
4.SSL証明関係のエラーが起きることがある
SSL(http通信の暗号化)に関して不具合が発生することがあるようです。
SSL証明書というのが通常は自動更新されるのですが、自動更新されないエラーが起きることがありました。
SSL証明書の自動更新ができずに期限を過ぎてしまうと、サイトが表示されなくなる場合もあります。
こちらもSNSで同じような意見の方がいましたので個人的なトラブルではないようです。
「接続はプライベートではありません」が表示されるので影響は大きいです。
・コノハSSL更新で不具合出てるけどこちらでできる対処はなし。
追記:現在は公式から対処方法が公開されてます。
「無料独自SSL」の利用設定を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」にすることで対処できます。
5.料金に10%程度のサービス維持費が上乗せされている
コスパが良いと言われることが多いConoHa Wingですが、2023 年 2月1日以降「サービス維持費」が別途上乗せされることになりました。
昨今の急激な国内電気料金高騰、為替変動、世界的な半導体不足などの背景をふまえ、コスト削減に取り組み、ご提供価格の維持に努めてまいりましたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました。
つきましては、不本意ではございますが、サービス品質の維持および向上を目的として、 ConoHaにて提供している各種サービスにおきまして、2023年2月1日以降の新規ご契約・契約更新で発生するご請求に対し、10%の「サービス維持調整費」をご請求させていただきます。
参考:「サービス維持調整費」についてのご案内|ConoHa
もう少し安いサーバーが良いという場合は国内シェアNO.1の「エックスサーバー」もコスパ良いです。
ConoHa Wing | エックスサーバー | |
---|---|---|
価格 | ※初期費用無料 3ヶ月:1,331円 6ヶ月:1,210円 12ヶ月:971円 24ヶ月:842円 36ヶ月:660円 ※54%OFFキャンペーン中! | ※初期費用無料 3ヶ月:1,320円 6ヶ月:1,210円 12ヶ月:880円 24ヶ月:783円 36ヶ月:693円 ※最大30%OFF |
ディスク容量 | 300GB(SSD) | 500GB(NVMe) |
vCPU/メモリ | 非公開 | AMD EPYC(第4世代Milan) vCPU256コア/1536GB |
割当vCPU/メモリ | 6コア/8GB | 6コア/8GB リソース保証 |
Webサーバー | Apache + nginx | nginx |
データベース(MySQL) | 無制限 | 無制限 |
自動バックアップ | 過去14日分 | 過去14日分 「WordPressリカバリー」機能あり |
サーバーの転送量 | 無制限 | 無制限 |
WordPressの始めやすさ | かんたんセットアップ | クイックスタート |
サポート | ![]() | ![]() |
スペックも料金も申し分なく、長年の実績があるエックスサーバーは個人的にもおすすめです。

6.土日祝日はサポート対応がない
ConoHa Wingのサポートは平日の対応は可能ですが、土日祝日のサポートがありませんので、その間に問題が発生すると復旧に時間かかる場合があります。
特に年末や夏季休業など連休のある時に障害などが発生すると復旧に時間がかかりますし、サポートへの問い合わせも返信が来ません。
Q:サポート時間を教えてください。
A:ConoHaのサポートはメール、電話、チャットの3つになります。
・メール:平日10:00~18:00
※平日10:00~18:00に順次ご案内いたします。
※お問い合わせは24時間受け付けております。・電話:平日10:00~18:00
・チャット:平日10:00~18:00
この辺がサポートの良いエックスサーバー
と迷う部分です。
ConoHa Wingのサービス開始は2018年09月。
まだ数年の実績しかないというのが1つデメリットになっている印象ですが、今後トラブルなどもグッと減ってくると思われます。
必ずしも運営が長ければ安心という訳ではないですが、運営が長く大きなトラブルのないサーバーは安心感があります。
サーバーのよく分からないトラブルは避けたいって方は安心・安定のエックスサーバーを選ぶのもあり。
■エックスサーバー ※実施中のキャンペーンも一緒に適用されます!
⇒【20%OFF特典付き】エックスサーバーの招待リンクはこちら
7.アダルトサイト関連のサイトやコンテンツの運用はできない
ConoHa Wingではアダルトサイトの運用はできません。
わいせつ、児童ポルノ若しくは児童虐待に相当する画像、映像、音声若しくは文書等を送信又は表示する行為が禁止となっています。
規約違反でのサービス停止などは一番怖いので、アダルトサイトでなくても、そいういうものを連想させるような画像・動画・アフィリエイト広告などの使用も避けた方が良いでしょう。
アダルト関連や出会い系の画像・広告なども使うかもという方はアダルトサイト運用がOKのレンタルサーバーを選ぶようにしてください。

ConoHa Wingを使ってみて感じたメリット
先にConoHa Wingを利用して感じたメリットを紹介していきます。
1.WINGパックが便利でお得
ConoHa Wingには2つの料金タイプがあります。
- 通常料金:2.5 円/時(1ヶ月最大1,452円)
- Wingパック:長期利用割引プラン
ConoHa Wingの「WINGパック」は、レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引プランです。
WINGパックだと長期で契約するほど割引率が高くなります。
※上図は12ヶ月契約の場合の割引き
- サーバーとドメインがセット(セットなので管理が楽)
- 「かんたんセットアップ」で申し込みと同時にすぐにWordPressが始められる
- 独自ドメインが永久無料(WINGパック継続の間はドメインの更新料金が0円)
- 契約期間の長さに応じて割引
というメリットがあります。
2.初心者でも使いやすく困らない
先程Wingパックの所でも紹介しましたが、ConoHa WingのWingパックなら「かんたんセットアップ」が利用できます。
通常WordPressでブログを始める場合には以下のような手順が必要です。
- レンタルサーバーへの申込み
- ドメインの取得
- ドメインの設定やDNSの設定
- WordPressのインストール
ConoHa Wingのかんたんセットアップであれば上記の工程がほぼ省略する事ができるので、初心者の方でも迷う部分がありません。
10分程度でサーバー契約・ドメイン契約・サーバーとドメインの紐付け・WordPress設置まで全部終わってしまうので本当に簡単です。
他のサーバーでも同じ機能があります。
- エックスサーバー:クイックスタート
- ロリポップ:同時インストール
- mixhost:クイックスタート
- ConoHa Wing:かんたんセットアップ
などなど、それぞれ名前は違いますが、同じ機能です。
また、サーバーの管理画面は非常にシンプルで使いやすいというメリットもあります。

3.学生さんや教職員の方は学割が使える
学生さん・教職員の方であれば学割が利用できます。
ConoHa Wingの料金支払には「ConoHaカード」というのが使えるのですが、このConoHaカードは学割があります。
ConoHa学割では、ConoHaカード等の対象商品を学割クーポン利用で10%OFFで購入できます。
4.表示速度が早い
サーバー処理速度NO.1を謳うConoHa Wingだけあって表示速度は早いです。
WordPressの管理画面も執筆もサクサクでストレスはありません。
表示速度が遅いと、ユーザーがサイト表示前に離脱してしまいますし、2、3秒の表示速度が売上に大きな影響を与えます。
また、サイトの表示速度は検索順位にも影響する部分なので高速なサーバーが必須です。
同じように高速なサーバーとしては「エックスサーバー」、「ロリポップのベーシックプラン」などもおすすめです。
5.キャンペーンで永久無料の独自ドメインがもらえる
ConoHa Wingでは毎回独自ドメインが2つ永久無料で利用できるキャンペーンをやっています。
通常独自ドメインは取得時に取得費用がかかりますし、1年ごとに更新費用がかかります。
↓取得費用と更新費用の例
つまり独自ドメインを利用している間は「毎年」ドメインの費用がかかります。
なのでドメインの料金が永久無料のキャンペーンというのは長期で利用すればするほどお得になります。

「ドメインプレゼントキャンペーンでデメリットはないんですか?」
とよく質問受けるのですが、デメリットはありません。
ただ、無料で利用できるのはそのレンタルサーバーを利用している間です。
サーバー解約した後も同じドメインを利用したいという場合は更新費用などは自分で払う必要がありますので、長期で利用できるレンタルサーバーを選ぶことをおすすめします。
同じように永久無料の独自ドメインがもらえるサーバーとしては「エックスサーバー」「ロリポップのベーシックプラン」などがあります。
以上ConoHa Wingとロリポップの比較でした。
■ConoHa Wing
⇒https://www.conoha.jp/wing/
■ConoHa Wing
⇒https://www.conoha.jp/wing/
コメント